2006年F1第3戦オーストラリアGP(4/2決勝)
《決勝結果》

1位 F アロンソ(ルノー)
2位 K ライコネン(マクラーレン・メルセデス)
3位 R シューマッハ(トヨタ)
4位 N ハイドフェルト(BMWザウバー)
5位 G フィジケラ(ルノー)
6位 J ビルヌーブ(BMWザウバー)
7位 R バリチェロ(ホンダ)
8位 D クルサード(レッドブル・フェラーリ)
9位 S スピード(トロロッソ・コスワース)
10位 J バトン(ホンダ)
11位 C アルバース(ミッドランド・トヨタ)
12位 佐藤琢磨(スーパーアグリ・ホンダ)
13位 井出有治(スーパーアグリ・ホンダ)
リタイア J モントーヤ(マクラーレン・メルセデス)
リタイア T モンテイロ(ミッドランド・トヨタ)
リタイア V リウッツィ(トロロッソ・コスワース)
リタイア M シューマッハ(フェラーリ)
リタイア M ウェーバー(ウィリアムズ・コスワース)
リタイア C クリエン(レッドブル・フェラーリ)
リタイア J トゥルーリ(トヨタ)
リタイア N ロズベルグ(ウィリアムズ・コスワース)
リタイア F マッサ(フェラーリ)

《上位3人についての感想》

1位 F アロンソ(ルノー)

 今シーズン3戦2勝、通算10勝目。タイヤの温め方が上手く、1回目のセーフティーカー導入解除直後にバトン(ホンダ)をオーバーテイク!!その後レースは幾度もセーフティーカーが導入されたためせっかく築いたマージンが台無しにされたが、その度に他を寄せ付けない強力なダッシュを見せ独走優勝を飾った。

2位 K ライコネン(マクラーレン・メルセデス)

 2度目のセーフティーカー導入解除後、バトン(ホンダ)をオーバーテイク。しかしその後はアロンソ(ルノー)のペースについてはいけず、2位に甘んじた。もっと頑張ってよキミ!!シューマッハが頼りないから、キミにもっと頑張ってもらわないとアロンソがシーズンを完全に支配しちゃうよ!

3位 R シューマッハ(トヨタ)

 予選で6位と好位置につけたラルフは、レース途中にピットレーンの速度違反によるドライブスルーペナルティを受けるも、セーフティーカー導入によりミスを帳消しに。その後も安定したペースを刻み、モントーヤの自爆もあって見事3位獲得!!今季トヨタに初表彰台をもたらしたラルフに拍手!!

《ひいきのドライバーについての感想》

8位 D クルサード(レッドブル・フェラーリ)

 決勝をは11番グリッドからスタートしたクルサードは、またしてもロケットスタートを決めてミハエル・シューマッハ(フェラーリ)とトゥルーリ(トヨタ)を一気に抜き去る。ところが、9コーナーでインに飛び込んだトゥルーリと接触してしまい、順位を15番手にまで落としてしまいガックリ。
 その後は、ペースの遅い佐藤琢磨(アグリ)に付き合わされたバリチェロ(ホンダ)に付き合わされ、我慢の燃費走行が続く。バリチェロさん、はやく琢磨を抜いてくださいよ!!
 38周目、リウッツィ(トロロッソ)がクラッシュを起こしたため黄旗が振られ、クルサードは安全のため速度を緩めたのだが、スピード(トロロッソ)に追い抜かれてしまう。その後はスピードの後ろでレースを進めなければならず、また、ピットからは「Have to pass to go! Have to pass to go!!」と指示が飛ぶ。しかしレースはそのままスピードが8位、クルサードが9位の順でフィニッシュした。
 この黄旗中の追い越しについてレース後に審議が行われ、クルサードとスピードはスチュアードから事情聴取を受ける。その結果、スピードの黄旗中の追い越しが確認され、スピードはフィニッシュタイムに25秒が加算されるペナルティを受け、クルサードが8位入賞に繰り上がった。なお、この事情聴取の際にスピードはクルサードに対して暴言を吐いたため、5000ドルの罰金を払うことになった。
 色々あったレースだったけど、とりあえず今シーズン初入賞ができたので、今後も入賞を続けて欲しい。今回1ポイントを獲得したことにより、クルサードは通算500ポイントという大台を達成。これは歴代4位にあたる記録で、1259ポイントで歴代1位のミハエル・シューマッハ、798.5ポイントで歴代2位のプロスト、614ポイントで歴代3位のセナに続くもの。凄いです、さすがです。


6位 J ビルヌーブ(BMWザウバー)

 予選で9位につけたもののエンジン交換によるペナルティを受け、決勝は19番グリッドからスタート。決勝は燃料満タンでスタートしたため、序盤はなかなかペースが上がらず苦労したが、ピットストップを34周目まで引っ張った作戦が功を奏し、6位入賞!!
 ひさびさの連続入賞を果たし、ペーター・ザウバーからもお褒めの言葉がかかった!そりゃもう嬉しいですよ。今シーズン中に絶対表彰台に乗って欲しい。

《第3戦終了時のドライバーズ・ランキング》

1位 28点 F アロンソ(ルノー)
2位 14点 G フィジケラ(ルノー)
3位 14点 K ライコネン(マクラーレン・メルセデス)
4位 11点 M シューマッハ(フェラーリ)
5位 11点 J バトン(ホンダ)
6位  9点  J モントーヤ(マクラーレン・メルセデス)
7位  7点  R シューマッハ(トヨタ)
8位  5点  N ハイドフェルト(BMWザウバー)
9位  5点  J ビルヌーブ(BMWザウバー)
10位 4点 F マッサ(フェラーリ)
11位 3点 M ウェーバー(ウィリアムズ・コスワース)
12位 2点 R バリチェロ(ホンダ)
13位 2点 N ロズベルグ(ウィリアムズ・コスワース)
14位 1点 D クルサード(レッドブル・フェラーリ)
15位 1点 C クリエン(レッドブル・フェラーリ)

《第3戦終了時のコンストラクターズ・ランキング》

1位 42点 ルノー
2位 23点 マクラーレン・メルセデス
3位 15点 フェラーリ
4位 13点 ホンダ
5位 10点 BMWザウバー
6位  7点  トヨタ
7位  5点  ウィリアムズ・コスワース
8位  2点  レッドブル・フェラーリ